なぜ糖質制限で痩せるのか?

無理な糖質制限の食事
「糖質制限」食をすると、必然的にタンパク質・脂肪の摂取量が増加する。その結果、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞の元凶となる飽和脂肪酸や塩分の摂取量が増え、炭水化物(米、芋、野菜…)食品に多く含まれる食物繊維やビタミン類、ミネラル類の不足に陥る。

タンパク質の分解産物は、尿素になり腎臓から尿として排泄されるが、タンパク質の摂取過剰は、腎臓に負担をかけ、腎機能を障害する可能性が高くなる。

また、高タンパク食は、腸内でアミン、アンモニア、スカトール、インドールなどの猛毒物質を作り出す。それらを解毒するのが肝臓なので、肝臓に負担がかかる。

さらに、「糖質制限食」をすると、皮下や内臓に蓄えられている中性脂肪が、肝臓でケトン体に作りかえられて、糖に代わるカロリー源になる。この作業でも肝臓は負担を強いられる。

よって、肝炎、肝臓ガンなどの肝臓病発症の危険性が高まるのである。「糖質制限食」の危険性が、米国の名門ハーバード大学からも発表されている。「糖質制限」をし、高タンパク・高脂肪食をしっかり摂る「糖質制限食」を8年間続けると、逆に「糖尿病」の発症率が高まったという。

そのうえ、赤身の肉が腸内で消化された後に発生する「TMMAO」(トリメチルアミン|N|オキシド)が、心筋梗塞の発症を促すという。

日本でも「糖質制限食」を「5年以上続けると、死亡率が高まる!」と、国立国際医療センター病院の糖尿病・代謝・内分泌科の能登洋医長らの研究で明らかになった。

同医長らは、約1万6000人の死亡者を調査し、「糖質の摂取量が1番少ないグループ」と「糖質の摂取量が最も多いグループ」の死亡率を比較したところ、前者が後者の「1・3倍」だったという。

よって、「糖質制限食」の問題点、危険性として、0脳卒中、心筋梗塞などの危険性、死亡率が上がる。2肝機能障害、腎機能障害を誘発する。

常にケトアシドージス(ケトン酸血症)で意識不明になる危険性がある。日本糖尿病学会が「現時点では、糖尿病患者に糖質制限食は勧められない」(2013年3月)との見解を発表しているが、至極当然である。

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